アクンジュKKTC大統領 「キプロス島問題の解決はトルコにも利益が」

北キプロス・トルコ共和国のムスタファ・アクンジュ大統領は、キプロス島問題の解決が単独でトルコの欧州連合(EU)加盟を確保できないとしても、眼前にある深刻な障害を乗り越えるという意味になると話した。

577994
アクンジュKKTC大統領 「キプロス島問題の解決はトルコにも利益が」

 

アクンジュ大統領は、キプロス問題解決での現状と、ニューヨークでの潘基文(パン・ギムン)国連事務総長とギリシャ側リーダー、ニコス・アナスタシアディス氏との三者会談をアナドル通信に考察した。

キプロス島で年末までに解決が確立されることは皆の利益になると明かしたアクンジュ大統領は、問題が解決されない場合、2017年に直面するリスクを次のように説明した。

「もし解決を望むなら、全当事者がこの問題で決意を継続するなら、時間区分がどれほど重要であるか認識する必要がある。2017年に新たな国連事務総長が選出され、文書の解読に努める。現在、解決に貢献したいと我々に話しているアメリカ政権があるが、新たなアメリカ政権が問題となる。これ以外に、ギリシャ側の炭化水素鉱床が時事問題となる。これは、新たな緊張も共にもたらすことになる。2018年2月にギリシャ側の大統領選とそのキャンペーンが開始する。そして我々はこの生き馬の目を抜くような中でキプロス島問題解決の努力を行うのだが、これは可能ではない。」

北キプロス・トルコ共和国のEU加盟問題で、重要な進展が確保されたと指摘したアクンジュ大統領は、

「EUは、最も進展が確保された題目の1つである。」と話した。

北キプロス・トルコ共和国国民が、統一キプロスかつEUの国民になると述べたアクンジュ大統領は、次のように言葉を続けた。

「国民ではなくとも労働許可を所有してキプロス島にいる人たちの労働許可は継続される。さらには、経済が必要とする労働力を問題とするならば、最も近い源はトルコであり、熟練した労働力もある。北キプロス・トルコ共和国で労働許可を持っている人々が一切被害を受けないように、必要な措置を取った。この件で問題はない。トルコからやって来た人々を追い返すことは論外である。」

キプロス島のトルコ国民の安全と確立されるシステムが、何らかの形で保証される必要があることに注意を促したアクンジュ大統領は、

「キプロス島のトルコ人として、避難できる唯一の港があり、それはトルコである。誰もこの件で保証や守護が我々には必要ないと言わないでもらいたい。放っておいてもらいたい、この守護の下で生活していこうではないか。2つの社会の間にこの信頼が割り当てられるようにしよう。将来、これらを考察すればよい。しかし現在これを必要としているのは明らかで、この守護を含まない合意をキプロス島のトルコ国民が受け入れることは不可能である。」

キプロス島問題の解決が、トルコのEU加への積極的な貢献になると述べたアクンジュ大統領は、次のように話した。

「キプロス島問題の解決は、単独でトルコのEU加盟を確保できないとしても、眼前にある深刻な障害を乗り越えたという意味になる。多数の題目が新たに開けられる。非常に重要な要素であるトルコ語が、キプロス島のトルコ人がEUに入ることでEUの公式言語となる。これらすべてを考えると、キプロス島での解決策は、多方面に利益があると言うことができる。」

 

(2016年9月27日)



注目ニュース