【キプロス問題】 アクンジュ大統領とギリシャ側リーダー 「時期が来るまで領土問題は話し合わない」
ムスタファ・アクンジュ北キプロス・トルコ共和国大統領とキプロス島のギリシャ側リーダー、ニコス・アナスタシアディス氏が、キプロス交渉の会談の席についた。
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会談は、国連の立ち会いのもと、緩衝地帯で約3時間半にわたり行われた。
アクンジュ大統領は、会談後の記者会見で、今回の会談では権利・自由や国籍ついて話し合われたと述べた。
アクンジュ大統領は、ある質問に対し、領土問題は、双方とも時期が来るまで話し合いを拒否したと答えた。
アナスタシアディス氏は、以前ある新聞に「ギュゼルユルトが与えられなければ、キプロス問題の解決はない。」と発言し、これがトルコ側が反発する理由となった。
(2016年7月8日)
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