オバマ大統領、「DEASHはイスラムではない」と語る

アメリカ合衆国のバラク・オバマ大統領は、国内でのテロ攻撃に関して自身が「イスラム過激派」の表現を使わないことへの批判について、「ある脅威を異なる名前で定義しても、その脅威を消すことにはならない。それは、政治的な注意をそらすことである。」と語った。

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オバマ大統領、「DEASHはイスラムではない」と語る

アメリカ合衆国のバラク・オバマ大統領は、国内でのテロ攻撃に関して自身が「イスラム過激派」の表現を使わないことへの批判について、「ある脅威を異なる名前で定義しても、その脅威を消すことにはならない。それは、政治的な注意をそらすことである。」と語った。

アメリカ合衆国のオバマ大統領は、49人が死亡した攻撃とDEASHに対する戦いに関して情報を得るために、財務省において国防会議を開いた。

会議の後の報道陣への会見を行ったオバマ大統領は、ナイトクラブの攻撃に関して、「現在、外国のテログループがオーランドの攻撃を操作したことを示す何らかの情報はない」と語った。

テロ攻撃に関して自分が「イスラム過激派」との表現を用いないことへの批判にも回答したオバマ大統領は、会議の共和党派たちが「DEASHをイスラム過激派として定義しない限り、この組織には勝てない」と言ったことに言及しつつ次のように語った。

「この定義を使って何を得ることができるというのか?何を変えることができるのか?DEASHが殺害するアメリカ人の数が減るとでも約束するのか?より多くの同盟者でも得ることができるとでもいうのか?答えはこのどれでもないのだ。ある脅威を異なる名前で定義しても、その脅威を消すことにはならない。それは、政治的な注意をそらすことである。

7年半の大統領職にあって「イスラム過激派」という定義を使わないために見られなかった戦略はなかった。」

オバマ大統領は、テロ組織DEASHはイスラムを代表するものではないことを強調した。

名前を明かさずに共和党の党首候補ドナルド・トランプ氏に言及したオバマ大統領は、ムスリムのアメリカへの入国を禁止するというトランプ氏の提案を厳しく批判した。

「アメリカ人ムスリムたちをその信仰のために差別するのか?」と問いただしたオバマ大統領は、「これは我々の望むアメリカではない。民主主義の理想を反映するものでもない。我々により一層の安全をもたらすものでもなく、安全性はさらに減るだろう。DEASHの欧米のムスリムへの憎しみの思想を支援することは、我が国と世界中のムスリムたちを、何をしようとも犯罪や攻撃のもとに置いてしまう。このことは、政府が自分たちに裏切り行為をしたと、アメリカ人ムスリムたちに感じさせてしまうだろう。」と述べた。

DEASHとの戦いにおいてたどり着いた最新の状況に関する情報も共有したオバマ・アメリカ大統領は、当組織がイラクとシリアで後退させられていること、120人以上の指導者を失っていること、国際金融システムとのつながりが絶たれたことを述べた。

オバマ大統領は、シリアに関しても、当地の停戦協定が、市民が被る困難を完全には払しょくしていないと語った。

 

 



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