キプロス交渉、ギリシャ側の態度により難航

キプロス交渉で、キプロス島ギリシャ側が起こした危機の影響が続いている。

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キプロス交渉、ギリシャ側の態度により難航

 

北キプロス・トルコ共和国(KKTC)のバルシュ・ブルジュ大統領報道官は、書面発表を行ない、ギリシャ側の態度を批判した。

ブルジュ報道官は、キプロス島・トルコ社会がニコシアにある緩衝地帯以外に存在することにギリシャ側が我慢できないとし、「これは決して容認できない態度である。」と述べた。

ブルジュ報道官は、ムスタファ・アクンジュ大統領が潘基文(パン・ギムン)国連事務総長と会談したことは、交渉史上初めてのことではないと指摘し、イスタンブールでの会談もこれまで同様、継続中の解決交渉に肯定的な貢献を確保する目的で行なわれた会見であると注意を促した。

ブルジュ報道官は、発表で次のように述べた。

「我が国大統領と国連事務総長が、どの国でどの都市で会見するかは、大統領と国連事務総長のみが共同で決定できる問題である。また、大統領が招待されているどの夕食会に出席するかも自身の裁量であり、これに禁止措置を課す権利は誰にもない。」

発表では、公平な社会のリーダーであるバン・ギムン国連事務総長と解決を議題として行なわれた会談を言い訳に、交渉の席を立つことは非常に大きな間違いであると指摘したブルジュ報道官は、このような態度でこれ以上浪費する時間がキプロス島にはないと述べた。

2016年を真の解決年とすることを目標とする必要があると強調したブルジュ報道官は、アクンジュ大統領がキプロス島で一刻も早い解決を得るため続けている努力を倍増する用意があるとも強調した。

 

(2016年5月25日)



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