TAPの起工式がギリシャで

アゼルバイジャンの天然ガスを欧州に輸送するのを確保するアドリア海横断天然ガスパイプラインプロジェクト(TAP)は、昨日5月18日にギリシャのテッサロニキで基礎が築かれ開始された。

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TAPの起工式がギリシャで

 

ギリシャのアレクシス・チプラス首相とパノス・スコウルレティス・エネルギー大臣が主催して行なった式典には、ベラト・アルバイラク・エネルギー天然資源大臣も出席した。

アルバイラク大臣は、式典でスピーチを行ない、その経験と地域での存在により、トルコはエネルギー面での協力と安全の観点から、この地域で重要な戦略的伝送路を築いたと指摘した。

アルバイラク大臣は、トルコが国を横断するアナトリア横断パイプラインプロジェクト(TANAP)同様、TAPにも全面支援を行なったと強調した。

TANAP とTAPは、地域における活発で信頼できる市場の構築の意味からサクセスストーリーであると強調したアルバイラク大臣は、供給の多様性の拡大とエネルギー安全の確保を目的として、トルコはあらゆる経済的かつ実現可能なプロジェクトを会談する用意があると述べた。

アルバイラク大臣は、エネルギー分野で行なわれている協力が、地域の平和と安定の発展に貢献しているとも述べた。

ギリシャのアレクシス・チプラス首相は、シャーデニズから出る天然ガスを欧州へ輸送することは、諸国間の平和と協力の拡大、かつTANAP と TAPが通過する諸国の経済活性化をもたらすと強調した。

TAPラインの建設は、トルコ・ギリシャ国境にあるキピへやって来るTANAPパイプにつながれることから開始される。

ラインの550キロメートルはギリシャ北部に、215キロメートルはアルバニアに、105キロメートルはアドリア海海底に、最期の8キロメートルはイタリアに建設される。

450億ユーロ(約5兆5442億円)の費用がかかると見られるTAPは、初期段階で少なくとも100億立方メートル、最大200億立方メートルのガス輸送能力を持つ。

ラインは2020年に完成する予定である。

 

(2016年5月18日)



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