欧州議会議長、キプロス訪問
北キプロス・トルコ共和国(KKTC)のムスタファ・アクンジュ大統領は、キプロス問題の解決において欧州連合(EU)の支援が得られることを喜ばしく思っていると話した。
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アクンジュ大統領は、公式訪問のためキプロスを訪れた欧州議会のマーティン・シュルツ議長を迎えた。
最初にキプロスのギリシャ側を訪問したシュルツ議長は、ギリシャ系のリーダー、ニコス・アナスタシアディス氏と会談した。その後ギリシャ側の議会でスピーチを行なった。
スピーチで、キプロスでの恒久的平和に対する支援を繰り返したシュルツ議長は、解決がこれほど近くなったことはないと話した。
夕方、北キプロス・トルコ共和国へ移動したシュルツ議長は、アクンジュ大統領と会談した。
アクンジュ大統領は、約1時間続いた会談後に会見を行い、
「シュルツ氏は、キプロス問題を非常に熟知しており、問題の解決を心から支援している方である。今日もキプロス問題で我々がどの段階にあるか、自身と共有した。これまでの支援に対し、自身に感謝の意を表した。自身もこの支援を改めて表明した。」と述べた。
(2016年3月29日)