地球温暖化がエルニーニョ現象を活発化

地球温暖化がエルニーニョ現象南方振動を活発化させ、それにより、温暖化した地球が現在さらに熱くなっていることが明らかにされた。

地球温暖化がエルニーニョ現象を活発化

ハワイ大学の科学者たちが、1901年以降発生した33度のエルニーニョ現象を調査した。

科学者たちは、太平洋の赤道地帯を熱くし、地球規模で猛暑を引き起こすエルニーニョ現象が1970年以降より西方で起きていること、それによりエルニーニョ南方振動が活発化していることを観測した。

専門家たちは、強力なエルニーニョ現象が、オーストラリアやインドのような国々で干ばつ、カリフォルニア州などの地域でも洪水の原因となり得ることを指摘し、調査隊の隊長ビン・ワン氏は、世界で平均気温の新記録が出た1982年、1987年、1997年、2015年の3度の「スーパー」エルニーニョ現象が西方で始まっていることに注意を促した。

調査で、1978年以前の14のエルニーニョ現象のうち12度が東方で、1978年以降の11のエルニーニョ現象がより中間地帯または西方で起きたことが明らかになった。

調査の詳細は、科学誌「米国科学アカデミー紀要」(Proceedings of the National Academy of Sciences)で発表された。

 

(2019年10月22日)



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