ストーンヘンジの謎が解明、建てたのはアナトリアからの移住者

イギリスで最も重要な歴史的建造物の1つであるストーンヘンジがアナトリアからの移住者によって建てられたことが確認された。

ストーンヘンジの謎が解明、建てたのはアナトリアからの移住者

 

「自然生態学と進化」という科学出版物に基づいたBBCの報道によると、研究者たちがイギリスの新石器時代の遺体から得られたDNAを当時欧州で生活していた人々のDNAと比較した。

DNAの研究者たちは、イギリスにおける新石器時代社会はアナトリアからの移住者であることを明らかにした。

紀元前6000年にアナトリアで始まった大移住の波の際に、ある集団はドナウ川に沿って中欧へ向かったが、別の集団は地中海に沿って前進して今日のスペインやポルトガルがあるイベリア半島に到達した。

当時狩猟や採集を行っていた遊牧民の集団が暮らしていた欧州に農業をもたらしたアナトリアの人々は、紀元前4000年頃にイベリア半島からイギリスに渡った。

同時イギリスには狩猟社会や採集社会が存在していたが、2つの集団は互いに干渉することはなく、時間と共にアナトリア出身の農業従事者たちが彼らの場所を取っていった。

また、イギリスの狩猟社会と採集社会は色黒で青い目をしており、農業従事者たちはもっと明るい肌で、茶色い目、黒またはこげ茶色の髪をしていたことが確認された。

新石器時代の移住者たちは、農業のほかにも巨石として知られる大きな石を使って記念碑を建てる伝統もイギリスに持ち込んだ。

紀元前3000年に建てられ、ロンドンの130キロメートル西部に位置するストーンヘンジも、この伝統の一部であるとされた。

ストーンヘンジが何のために建てられたかは分かっていないが、この記念碑は天文学、占星術、幾何学、気象学、異教主義に関連付けられている。

観光客が大きな関心を寄せるこの記念碑には、昨年(2018年)155万5000人が訪れた。

 

(2019年4月16日)



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