イズミルの歴史的建築物で火災 JIKADの思い出が灰まみれ

トルコ西部エーゲ海地方イズミル県の象徴的建物である歴史的なカルドゥチャル・ハヌで、9月22日の夜遅くに火災が発生した。実はその建物は、トルコと日本の友好の象徴的存在であるJIKAD(ジカッド:日本イズミル文化友好協会)の拠点でもあった。JIKADから悲しい知らせがあった。

イズミルの歴史的建築物で火災 JIKADの思い出が灰まみれ

 

 

 

JIKADが9月28日に公式Facebookページで行った発表によると、イズミルの歴史的建築物のひとつカルドゥチャル・ハヌで、トルコ時間の9月22日23時頃、電気設備の故障が原因による火災が発生した。

カフェにいた人たちが火のにおいに気がついて上の階に上がってみると、アトリエ、さまざまなコレクション、写真屋、国立劇場・オペラ・バレエ被雇用者基金の事務所が入った階が燃えていた。カフェにいた人たちが消防署に通報し、火が消し止められたため、3階には火の手が回らなかった。

 

 

 

 

 

JIKADはすんでのところで全焼を免れたものの、さまざまな賞や日本の品など、約10年にわたるすべての思い出が、灰とすすまみれになり、化学的方法を用いないと元の状態に戻せないほど、ひどい状態になってしまった。

 

カルドゥチャル・ハヌの復旧作業が全く進んでいないため、JIKADは9月28日に移転した。

 

突然の事態に見舞われたJIKADは、支援を求めている

  ※「支援を求めている」をクリックすると、支援に関するJIKADのFacebookの投稿が開きます(トルコ語)。

 

 

 

 

イズミル県コナック区にあるカルドゥチャル・ハヌは、トルコ共和国初期の重要な建築家のひとり、メフメト・フェスチ・ベイにより建築され、1928年に完成した。トルコ共和国初の鉄筋コンクリート構造の建物という特徴を持つカルドゥチャル・ハヌの建築資材は、イタリア、ドイツ、ルーマニアから運ばれた。

イズミル県の象徴的建物であるカルドゥチャル・ハヌは長い間、たばこの商売の場として利用されてきた。現在は、1階には店舗、2階と3階にはアトリエが入っている。さまざまなアトリエが集まっていることから、文化的活動の場として親しまれていた。

 

 

 

 

 

2010年3月に発足したJIKADは、2011年にカルドゥチャル・ハヌの1部屋を借り、ここでの活動を開始した。2015年にはもう1部屋借り、日本語教室として利用してきた。

今回の火災は、9月にワークショップなどの活動用にもう1部屋借りた直後の出来事だった。JIKADは10月5日に3つの部屋のオープニングセレモニーを行う予定だった。

 

 

 

2019年9月29日 日曜日

文責: 浅野涼子 (ryoko.asano@trt.net.tr)

 

 

 

*** 支援金の振り込み先について(2019年10月3日)***

 

日本にお住いの一部の方から支援金の振り込み先に関するお問い合わせがあり、JIKADに問い合わせましたところ、以下のように教えてくださいました。

 

《銀行名と支店名》

ワクフバンク(ワクフ銀行)

イズミル支店

 

(トルコ語での表記)

VakıfBank

İzmir Şubesi

 

(英語での表記)

TURKIYE VAKIFLAR BANKASI T.A.O. - ISTANBUL - TURKEY

IZMIR BRANCH

 

《口座名義》

JIKAD DERNEĞI(「ジカッド・デルネイ」と読みます)

 

《IBANコード(アイバンコード)》

TR130001500158007298192699

 

《SWIFTコード(スイフトコード)》

TVBATR2AXXX

 

非公式ながら入った情報によりますと、送金サービスによっては送金時に送金先の所在地の郵便番号の入力が求められることがあるようですので、念のため記載しておきます。

《郵便番号》

35220

 

 

なお、この件に関しましては、TRT日本語はこのページに書かれていること以外の情報は持っておらず、送金等についても一切関知いたしておりません。

従いまして、この件に関する詳しい情報をお知りになりたい方は、JIKADに直接お問い合わせください。支援金の送金に関しましては、TRT日本語を通さずに、JIKAD、銀行または送金サービス会社と直接コンタクトをお取りくださいますようお願い申し上げます。

 


 



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