【さよなら平成、ようこそ令和】 築地を愛したトルコ人

日本で「平成(へいせい)」と呼ばれる時代があと少しで幕を閉じる。日本の国民にとって平成時代最大の出来事のひとつが「築地市場(つきじしじょう)」との別れだった。その築地市場を愛したひとりのトルコ人がいた。

【さよなら平成、ようこそ令和】 築地を愛したトルコ人

 

 

 

その人の名前は、エミン・オズダマルさん。

 

水産学が専門のオズダマルさんがJICA(ジャイカ:国際協力機構)の研修で日本を訪れた際に、東京都中央区築地(とうきょうと ちゅうおうく つきじ)にある築地市場で、マグロと一緒に撮った1枚の写真がある。1999年に撮影されたこの写真は、平成時代の築地市場の姿を映す貴重な記録である。

 

 

 

TRT日本語がこの写真を発見したのは、奇しくも築地市場が閉鎖された翌日の2018年10月7日のことだった。

 

 

オズダマルさんは現在もJICAの職員として、防災や障害者支援のプロジェクトを中心にさまざまなプロジェクトを手がけ、トルコと日本の架け橋として活躍している。

 

 

 

 

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1935年から35年間にわたり、日本からも世界からも愛された築地市場は、老朽化などの理由からその座を豊洲市場(とよすしじょう)に譲ることなり、2018年10月6日、世界中に惜しまれながらその幕を閉じた

築地市場は、水産物の取扱量が世界最大規模を誇っていたことから、日本を代表すると同時に世界最大の卸売市場として知られており、日本国外からの観光客も数多く足を運んでいた。

 

築地市場は閉鎖されたものの、「築地場外市場(つきじじょうがいいじょう)」は現在も営業を行っており、にぎわっているとのことである。日本でまもなく始まる「令和(れいわ)」の時代も、築地の根強い人気は続くことが予想される。

 

 

 

2019年4月30日火曜日

文責: 浅野涼子 (ryoko.asano@trt.net.tr)

 

 

 



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