トルコの日本語教育界、新時代へ 「日本語・日本文化研究・応用センター」発足

アンカラ大学言語歴史地理学部日本語日本文学科学科長のアイシェヌール・テキメン教授から、世界の日本語教育の未来を変える重大発言があった。

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トルコの日本語教育界、新時代へ 「日本語・日本文化研究・応用センター」発足

 

 

テキメン教授が12月1日に書面で行った発表によると、トルコ国内で日本語教育に従事する教育者や研究者が統一的な団体のもとで一丸となり活動を行うことを目的に、2014年より発足に向けて準備活動が行われていた「日本語・日本文化研究・応用センター(トルコ語名:Japon Dili ve Kültürü Araştırma-Uygulama Merkezi 略称:JADKAM」が、ついに本格始動の日を迎え、12月10日15時より発足記念式典が行われることになった。

 

日本語・日本文化研究・応用センターの発足については、10月21日に駐トルコ日本国特命全権大使の岡浩大使の温かい計らいにより開催された、日本語を学ぶ人たちと日本語教育関係者のためのレセプションで、テキメン教授はスピーチを行い、センターが近く本格始動するとほのめかしていた。

 

トルコでは、これまで毎年夏頃に「トルコ日本語教師会」という名の会議が行われていたが、いわゆる「教師会」というものは実際には存在していなかった。

2014年に行われた日本語教師会でテキメン教授よりトルコ国内で日本語教育に従事する教育者や研究者が統一的な団体のもとで一丸となり活動を行うことができる組織をつくると宣言があり、その後地道な準備活動が続けられてきた。

夏には、テキメン教授、土日基金文化センターのジャフェル・タイヤール・サードゥクラル理事長、理事会メンバーが何度も綿密に会合を重ね、ついにトルコの日本語教育界の新たな時代の幕開けとなる日本語・日本文化研究・応用センター発足が実現した。

 

日本語・日本文化研究・応用センターの発足記念式典は、岡大使の臨席のもと、12月10日15時より、首都アンカラの土日基金文化センターで行われる。

発足記念式典では、サードゥクラル理事長、テキメン教授、岡大使が祝辞を述べた後、アンカラ大学日本語日本文学科の学生たちがダンスパフォーマンスを披露し、式典に華を添える。

その後、テキメン教授の司会によりパネル「トルコと日本の関係の発展における日本語・日本語教育の占める位置と重要性」が行われる。パネルには、チャナッカレオンセキズマルト大学日本語教育学科長のアイドゥン・オズベキ助教、チャナッカレオンセキズマルト大学日本語教育学科のトルガ・オズシェン助教、ナムック・ケマル大学日本語日本文学科長のジハト・カフラマン助教、エルジエス大学日本語日本文学科のアイシェギュル・アタイ助教、ボアジチ大学アジア研究センター研究員のエシン・エセン氏がパネラーとして参加する。

 

(2016年12月8日 文責: 浅野涼子)

 

 



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