オバマ大統領、広島に
第二次世界大戦時にアメリカ政府が落とした原子爆弾により破滅した都市が、初めてアメリカの大統領を迎え入れた。
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アメリカ合衆国のバラク・オバマ大統領は、国が第二次世界大戦時に原子爆弾を落とした広島に行った。
オバマ大統領は、こうして、現職中に広島を訪れた初のアメリカ合衆国大統領となった。
この広島訪問は、歴史的重要性を持つ。
オバマ大統領は、広島訪問の際、謝罪は行わないと発表している。
アメリカ合衆国の大統領の訪問で「核なき世界」のメッセージを送りたいということが伝えられている。
歴代の大統領たちは、「アメリカが謝罪した」との印象を与えないために広島や長崎への訪問をしなかった。
1945年8月6日、広島にアメリカによる原子爆弾攻撃で14万人が命を失った。
(2016年5月27日)