TRT日本語特派員が行く(第21回 :2019年6月11日放送)

今週のリポート 「ブルサの魅力」

TRT日本語特派員が行く(第21回 :2019年6月11日放送)

【Podcast】 TRT日本語特派員が行く(第21回 :2019年6月11日放送)

 

 

 

はい。TRT日本語ラジオをお聴きのみなさん、めるはば。こんにちは。

TRT日本語特派員のアタライです。

 

イスタンブール、カッパドキア、パムッカレ・・・日本からトルコを訪れる観光客の主要な行き先です。しかし広大なトルコは、日本の皆さんに訪れていただきたい場所がまだまだたくさんあります。

 

 

 

 

 

 

 

今回は私の地元であり、西暦1326年にオスマン帝国の都になったブルサの魅力をお伝えしたいと思います。

 

 

 

ブルサの魅力は「ウルダー山(ウルダーやま)」なしには語ることができません。

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルダー山は標高2543メートルで、ヨーロッパのスキー愛好家にもよく知られている山です。約9キロもの長いロープウェイが伸びており、冬になるとトルコ国内外のスキー客でにぎわいます。夏には山からの新鮮で冷たい水が地元の人々を潤します。この山の麓にブルサの街が広がっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

緑の多いブルサは紀元前から続く古い都で、昔はローマ帝国の一都市でした。現在でも1000年前から続くキリスト教の教会などがあります。オスマン帝国の最初の都がブルサだったこともあり、「オスマン帝国発祥の地」とも言われています。

 

 

 

 

 

 

ブルサの中心地にある、1396年に建てられたウル・ジャーミイというイスラムの礼拝堂、つまりモスクをご存知ですか?

 

 

 

 

 

通常、モスクの入口の手前には礼拝の前にお浄めをするための泉が設置してありますが、ここではなんとモスクのど真ん中に泉があるのです。内部は手書きのアラビア語のカリグラフィーで装飾され、まるで書道美術館のようなウル・ジャーミイは、他のモスクとは一味違う見ごたえのあるモスクです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「トルコ料理」と言えば何といっても、ケバブを思い浮かべる方が多いかと思います。ケバブというと日本ではそいだ肉をピタパンに挟んだサンドイッチというイメージがありますが、そんなイメージをくつがえすのが、ブルサ発祥の「イスケンデル・ケバブ」です。ぜひ食べてもらいたい逸品です。

 

 

 

 

「イスケンデル・ケバブ」は、イスケンデルという人が1867年に始めた牛肉料理です。パンの上に薄く切った肉を並べ、ヨーグルトとトマトソースをかけます。イスケンデル本店では羊肉が少し混ぜられていていますが、羊肉特有のにおいはほとんどなく、柔らかな食感を生み出します。お客さんのテーブルに運ばれた時に、熱々のヤギの溶かしたバターをジューッとかけて提供されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして定番のブルサ土産は「ケスターネ・シェケリ」、いわゆる「マロングラッセ」とタオルです。バザールではバスローブもよく売られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなブルサですが、日本とのつながりもあります。創立27年のウル山トルコ日本文化協会は、さまざまな企画を通して日本とトルコの文化交流を推進しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルサ市ニルフェル区は愛知県東海市と姉妹都市の提携をしており、ニルフェル区の学校では日本の子どもたちからの手紙が廊下に貼られていました。

 

 

またニルフェル区には日本庭園があり、そこのカフェでは日本食を味わうことができ、地元の人にもよく利用されているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イスタンブールからも近いので、日本の皆さんにもぜひブルサまで足を伸ばしてもらいたいと思います。

 

 

 

ところで、まだまだトルコの歴史に触れてみたいという方、ユヌスエムレインスティトゥート東京で6月15日に開講するヒッタイト語講座はいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

トルコの奥深い歴史をぜひいろいろな方面から体験してください。

 

 

それではみなさん、また来週の火曜日にお会いできるのを楽しみにしています。

ほしゅちゃかるん。さようなら。

 

 

 



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