TRT日本語特派員が行く(第2回 :2019年1月29日放送)

今週のリポート 「日本にいながらにしてトルコの気分が味わえるイスラムの礼拝堂」

1135154
TRT日本語特派員が行く(第2回 :2019年1月29日放送)

【Podcast】 TRT日本語特派員が行く(第2回 :2019年1月29日放送)

 

 

 

さあ、1週間のお楽しみ、「TRT日本語特派員が行く」のお時間になりました。今日は、アタライ特派員の初リポートです。どこからどんな情報を届けてくれるのでしょうか。楽しみですね。では、みなさん一緒にアタライ特派員を呼びましょう。

アタライ特派員、よろしくお願いしま~す!!!

 

 

 

■■■■■■■■■■■

 

(アタライ特派員)

TRT日本語ラジオをお聴きのみなさん、めるはば。こんにちは。

TRT日本語特派員のアタライです。

 

今日は、日本にいながらにしてトルコの気分が味わえるイスラムの礼拝堂、モスクについてご紹介したいと思います。

その前にみなさん、「トルコの風景」と言ったら、なんといっても礼拝の時刻が来たことを告げる「エザン」または「アザーン」という呼びかけの声が響くモスクがある風景を心に描かれる方も多いかと思いますが、トルコ全国にモスクがいくつあるかご存じですか?

なんと、8万8000以上もあるんですよ。すごいですね。モスクはトルコの政府が管理していますが、実はトルコの国外にもトルコの政府が管理しているモスクがたくさんあるんです。そのひとつが東京都渋谷区代々木上原にある日本最大のモスク「東京ジャーミイ」です。「ジャーミイ」は「モスク」という意味のトルコ語です。

 

東京ジャーミイの歴史は古く、1938年にタタール系のムスリムによって設立されました。「ムスリム」というのは、イスラムの信者のことです。東京ジャーミイは老朽化により1986年に取り壊されましたが、2000年にトルコ政府により再建されました。1200人収容可能な東京ジャーミイの礼拝堂はオスマントルコ様式で、ステンドグラス、大理石、アラビア文字のカリグラフィなどの素敵な装飾が施され、訪れた人々をとりこにします。

 

東京ジャーミイは、「トルコ文化センター」としてトルコの文化の普及にも努めています。東京ジャーミイが行っているさまざまなイベントには、ムスリムではない日本の方々が数多く参加され、楽しまれています。

 

東京ジャーミイを訪れる人の数は、平日は50人ほどですが、週末はぐんと増え200人ほどになります。実は、この数は、ムスリムではない人の数です。東京ジャーミイの近くに住んでいるムスリムは少ないため、訪れる人の数は一般の人に比べて少ないです。日本の各地にさまざまなモスクがありますが、日本のどこを探してもムスリムよりムスリムではない人の訪問が多いのは、ここ東京ジャーミイくらいです。

 

最近では、特に日本全国から小中高大学生がたくさん社会科見学や修学旅行などで見学に来るようになりました。東京ジャーミイに来た人たちは皆、「イスラムに対して偏見やマイナスイメージを持っていたけれども、実際にムスリムと話をしたりイスラムの文化に触れたりすることで親しみが持てた」という感想を胸に帰っていきます。テレビの旅番組や新聞、雑誌に取り上げられることも増えました。それから、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの普及から、インスタ映えするスポットとして若者にも人気です。

 

日本で異文化理解を深める、そしてイスラム文化の窓口として東京ジャーミイは大きな役割を持っています。

東京ジャーミイへは、小田急線と東京メトロの千代田線の代々木上原駅から徒歩数分で行くことができます。まだ行ったことがない方はぜひ訪れてほしいと思います。

イベントの際には現地からのリポートもしたいと思いますので、どうぞお楽しみに。

 

 

それではみなさん、また来週の火曜日にお会いしましょう。

ほしゅちゃかるん。さようなら。

 

 

 

■■■■■■■■■■■

 

アタライ特派員、素晴らしいリポートをありがとうございました。この放送はトルコ時間の16時、日本時間の22時にポッドキャストでも配信されますので、ぜひお聴きください。

そして、「TRT日本語特派員が行く」では、みなさまからのお便りをお待ちしております。アタライ特派員へのメッセージや質問など、どしどしお寄せください。みなさまからいただいたお便りは、毎週金曜日放送の「TRT日本語お手紙交換局 ~ 心と心のキャッチボール ~」でご紹介します。

来週の「TRT日本語特派員が行く」をお楽しみに。

ほしゅちゃかるん。さようなら。

 

 

 

2019年1月29日火曜日

 

 

 



注目ニュース