トルコのサクランボ、中国市場へ「飛び立つ」準備

サクランボの生産で世界トップ、輸出では第3位のトルコは、最大の消費国の1つである中国でもシェアを獲得したいと考えている。

トルコのサクランボ、中国市場へ「飛び立つ」準備

 

エーゲ海生鮮果物野菜輸出業者組合のハイレッティン・ウチャク会長は、サクランボの代替市場の開拓に向けてここしばらく取り組みを進めていると語った。

この枠組みでサクランボの伝統的な市場である欧州連合(EU)、ロシア、アメリカに続いて中国にも製品を輸出するため、2017年に食料農業畜産省と経済省が進めた取り組みの結果、中国政府がトルコ企業9社にサクランボの輸出を許可したと指摘したウチャク会長は、輸出を今年開始すると述べた。

輸出用サクランボの収穫と品質は満足できるものであり、収穫シーズンの開始と共に最初の輸出が行われると伝えたウチャク会長は、

「トルコのサクランボは今シーズン中国市場で自分をテストする。企業数の増加と共に中国市場にサクランボ5万トンを輸出することも夢ではない。トルコの輸出業者にはこれを達成できる能力がある」と述べた。

中国での前向きな進展を受けて、サクランボを輸出できる新たな市場の模索をスピードを落とすことなく続けていると述べたウチャク会長は、

「新市場のうち台湾も今後サクランボの輸出対象となる可能性がある。来月台湾から代表団がやって来る。代表団は、サクランボの農園、経営、包装段階を視察する。この代表団を迎え入れたのち、台湾市場にも参入できると推測している」と述べた。

トルコ輸出業者議会(TİM)のデータによると、トルコは2016年に1億8300万ドル(約199億円)分のサクランボの輸出を達成した。

この数字は、2017年に13パーセント減少して1億5900万ドル(約173億円)に後退した。

サクランボの輸出のトップは、8400万ドル(約91億円)で輸出の52パーセントを占めるドイツとなった。

2200万ドル(約24億円)でロシア、1200万ドル(約13億円)でオランダがドイツに続いた。

極東へのサクランボの輸出は、2016年と比べて増加した。

香港に210万ドル(約2億2875万円)、シンガポールに100万ドル(約1億893万円)、マレーシアに40万ドル(約4400万円)分のサクランボが輸出された。

 

(2018年5月6日)



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