日本語・日本文化研究・応用センター(JADKAM)の1周年記念会議が開催される

トルコ日本語教育界の輪の中心となり和をつくる目的で2016年12月に発足した日本語・日本文化研究・応用センター(JADKAM 読み:ジャドカム)が発足1周年の記念会議を開催した。

日本語・日本文化研究・応用センター(JADKAM)の1周年記念会議が開催される

 

 

 

トルコ国内で日本語教育に従事する教育者や研究者が統一的な団体のもとで一丸となり活動を行うことを目的に、2016年12月に土日基金文化センターの傘下組織として発足した日本語・日本文化研究・応用センター(JADKAM)の1周年記念会議が、アンカラ駐在の日本の特命全権大使、宮島昭夫(みやじま あきお)大使の臨席のもと、12月9日に土日基金文化センターで開催された。

会議にはトルコ全国から約30人の日本語教育関係者が集まった。

 

会議の冒頭で「JADKAM ~ 去年から今年にかけて ~」というタイトルで挨拶をしたアンカラ大学言語歴史地理学部東洋言語文学科日本語日本文学専攻の所属でJADKAM代表のアイシェヌール・テキメン教授は、「ドタバタとした非常に忙しい1年で思うように活動できなかった」としながらも、この1年間のJADKAMの充実した活動を振り返った。

テキメン教授はボアジチ大学アジア研究センターエシン・エセン研究員が作成したJADKAMのロゴも披露した。ロゴは出席者に承認された。

 

テキメン教授の挨拶の後、ナームク・ケマル大学のレヴェント・トクソズ助教が、7月3日と4日に開催された2017年日本語・日本語教育国際シンポジウム(JADEUS2017 読み:ジャデウス2017)の報告をした。

 

その後壇上に上がったエルジエス大学のアイシェギュル・アタイ助教は、2018年の日本語・日本語教育国際シンポジウム(JADEUS2018 読み:ジャデウス2018)は、2018年6月21日と22日にカイセリ県のエルジエス大学で開催すると発表した。アタイ助教は、JADEUS2018のテーマは「日本語の発音と日本語教育」になる可能性が高いことを示唆した。

 

在トルコ日本国大使館による第26回アンカラ日本語弁論大会の報告の後、今後の弁論大会の運営方法について議論が行われた。

 

このほか、ジェジェリ中等教育学校の日本語教員、メレキ・ギュルシェンさんによる博報財団訪日研修の報告が行われた。

 

会議では、中等教育における日本語教育の重要性と、弁論大会の運営方法がトルコの日本語教育界の課題として提示された。

 

会議の最後に宮島大使はメッセージを発信し、「トルコの日本語教師と日本語学習者は日本とトルコの最重要のコアサポーターである」とトルコの日本語教育界を讃えるとともに、「大使からのお願い」として、「日本大使がどこで何をしたらいいのか」「日本からどんな人が来てほしいのか」「日本のどんなことが知りたいのか」など、どんな小さいことでも良いのでアドバイスが欲しいと述べた。また、在トルコ日本国大使館のFacebookページのフォローも呼びかけた。

 

会議は国際交流基金の日本語専門家の建木千佳(たつき ちか)専門家の司会により進められた。

 

会議の後、宮島大使を囲んで記念撮影が行われた。

 

 

(2017年12月9日 文責: 浅野涼子)

 

 

 



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