文化観光省、アメリカからゼウグマ・モザイクの返還に向けて文書

トルコは、アメリカにあるゼウグマ・モザイクの返還に向けて新たな行動に移った。

文化観光省、アメリカからゼウグマ・モザイクの返還に向けて文書

 

文化観光省は、トルコから違法ルートで持ち出され、アメリカのボーリング・グリーン州立大学に展示されているゼウグマ・モザイクの返還に向けて新たな試みを行った。

文化財・博物館総局の主導で進められている取り組みにより、2003年以降、違法ルートで国外に持ち出された遺物4311点が返還される一方、17か国にある遺物55点に対しても徹底的な追跡調査が行われている。

問題の遺物の中には、アメリカのオハイオ州にあるボーリング・グリーン州立大学に展示されている、12片から成るゼウグマ・モザイクも含まれている。

文化観光省は、運営陣が変更した同大学に対し、在シカゴ・トルコ総領事館を通してゼウグマ・モザイクの返還に向けて新たな文書を送付した。

文書では、トルコの領土に属していることが明確に記されたモザイクの返還に向けて会談を行うことが要請された。

ゼウグマ・モザイクは、1960年代にカスタモヌ県にあるゼウグマ遺跡で行われた違法な発掘で国外に持ち出され、1965年にボーリング・グリーン州立大学が3万5000ドル(約390万円)を支払って美術商ピーター・マークスから購入したものであるが、その日から大学の芸術センターの入り口で上がガラスパネルで覆われた形で床に敷かれて展示されている。

 

(2017年10月10日)



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