おおたか静流・中津川 浩章・ASU トルコ・アンカラで「遥かなる色の出会い」 5月22、23日開催

初夏にふさわしい、色と色との出会いをテーマにした素晴らしいイベントが首都アンカラにやって来る。

おおたか静流・中津川 浩章・ASU トルコ・アンカラで「遥かなる色の出会い」 5月22、23日開催

 

 

 

音楽と美術を融合させた世界から「遥かなる色の出会い」をトルコの首都アンカラで実現させるのは、世界で大活躍のボイスアーティスト、おおたか静流(しずる)さん、美術家でありアートディレクターの中津川浩章(なかつがわ ひろあき)さん、ピアニストでありボーカリストのASU(アアス)さんの3人。

 

音楽と美術を融合させた世界からの「遥かなる色の出会い」への取り組みは、トルコの首都アンカラでは初の試みとなる。魅惑的なトルコの空気も相まって、究極のハイパフォーマンスが期待される。

 

 

土日基金文化センターとアンテ・ヤプムの主催、国際交流基金の協力、在トルコ日本国大使館の後援による「遥かなる色の出会い」は、5月22日と23日、土日基金文化センターで行われる。入場無料である。

 

5月22日月曜日、まず最初に中津川浩章さんの絵の展覧会のオープニングセレモニーが行われる。19時開始予定となっている。

この展覧会では2015年から2017年に制作された中津川浩章さんのアクリル画やデッサン画が展示される。

展覧会は6月16日金曜日まで土日基金文化センターで開催され、誰でも無料で見ることができる。

 

20時からはライブペインティングショーがある。

ライブペインティングショーでは、中津川浩章さんがおおたか静流さんとASUさんが奏でる音楽に合わせて、1.5メートル×3メートルの大きさのキャンバスにアクリルペイントで即興で絵を描く。

 

そして、20時40分にはおおたか静流さんとASUさんによるコンサートが始まる。

コンサートでは、類まれな優れた歌声の持ち主のおおたか静流さんが、トルコや日本などの民謡に基づくオリジナルの曲を披露する。おおたか静流さんの美しい歌声には、ASUさんの素晴らしいピアノ演奏が華を添える。

 

翌日23日火曜日の14時30分から16時までは、中津川浩章さんが「日本におけるアール・ブリュットについての考え方」をテーマにした講演を行う。

講演会の会場は、土日基金文化センターである。

 

 

今回の「遥かなる色の出会い」の企画の一環として、おおたか静流さんとASUさんは、5月20日土曜日20時に、イスタンブール・ジェマル・レシト・レイ・コンサートサロンでもコンサートを行う。コンサートでは、トルコの音楽家ムザッフェル・オズデミルさんと3人で、トルコと日本の民謡を披露する。このコンサートはチケット購入が必要である。

 

 

 

 

おおたか静流(しずる)

 

おおたか静流さんは、東京出身の日本を代表する音楽家のひとりで、自由自在に声を操るボイスアーティストとして世界中で活躍している。7歳の頃から音楽とともに歩んできたおおたか静流さんは、ジャンルにこだわらない独自の音楽性を追求し、数多くの音楽家、ダンサー、画家、映画監督などとコラボレーションを行ってきた。

これまでに発表したアルバムの数は20枚を超える。2008年12月には、「ウスクダラ」「満月の宴」など、トルコやアゼルバイジャンの名曲が収められたアルバム「Serenade(セレナーデ)」を発表している。このアルバムの録音は、イスタンブールでトルコの音楽家とともに行われた。

おおたか静流さんは、日本の公共放送NHKのEテレ(教育テレビ)とワールド プレミアムで放送されている番組「にほんごであそぼ」で、子どもたちの日本語力の育成にも貢献している。

 

 

 

中津川浩章(なかつがわ ひろあき)

 

美術家でありアートディレクターの中津川浩章さんは、1958年、日本の静岡県に生まれた。1978年に武蔵野美術短期大学、1982年には和光大学人文学部芸術学科を卒業した。ブルーバイオレットの線描を主体とした大画面のドローイング・ペインティングと呼ばれるアクリル画を制作発表している。

必要最低限の技法で人間にとっての「見ること」、「存在」とは何かを問い続ける中津川浩章さんは、静岡県立美術館、筑波大学、川崎市立川崎養護学校など数多くの場所で、「アール・ブリュット(アウトサイダー・アート)」についてのレクチャー、ワークショップなど数々の活動を精力的に行っている。

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災後に神戸で開催された展覧会がライブペインティングを始めるきっかけとなり、震災後のトルコや仙台でライブペインティングやワークショップを実施している。

1999年8月と11月の2度にわたるマルマラ地震の後、復興に向かう被災者と子どもたちに芸術を通して希望と勇気を与えるために国際協力アカデミー(AICAT)により立ち上げられた「こころのパン」プロジェクトにも参加した。

福祉とアート、教育とアート、障害とアートなど、具体的な社会とアートの関係性を追求してやまない。

 

 

 

ASU(アアス)

 

ボーカリスト、ピアニスト、作詞家、作曲家などさまざまな顔を持つASUさんは、1月8日に日本の東京で生まれた。

幼い頃からピアノを学び、独学で作詞・作曲を始めたASUさんは、アメリカでの6年間にわたる留学から帰国した後、2008年10月15日にThe New Classicsとしてメジャーデビューをし、本格的に音楽の世界に入った。

2011年、ソロアーティストとして活動を開始したASUさんは、アーティストへの楽曲提供、テレビドラマやテレビアニメの楽曲制作など、多方面で活躍をしている。

数々の作品を通じて「苦しみや悲しみの中で見えてくる、やさしさや温もり」を伝えるASUさんからのメッセージは、聴く人の心に響き、心をほんわりと温かくする。

2015年にNHKの伝統的な音楽番組「みんなのうた」の2015年8月9月の新曲として提供された「とりあえず、タマで。」は、猫をはじめ動物に対する深い愛情がふんだんに注がれた作品で、鈴木香里武(すずき かりぶ)さんの詞にASUさんが曲をつけた。ASUさんの猫に語りかけるようなやさしい歌いぶりにより多くの人に親しまれている。

 

 

 

(2017年5月20日 文責: 浅野涼子)

 

 

 



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