【サウジ記者行方不明事件】 チャウショール外相「捜査結果は包み隠さず伝える」

メヴリュト・チャウショール外務大臣が、行方がわからなくなっているサウジアラビア国籍のジャーナリスト、ジャマル・カショギさんに関する捜査で手にした証拠から結果が明らかになったら、全世界に伝えると表明した。

【サウジ記者行方不明事件】 チャウショール外相「捜査結果は包み隠さず伝える」

 

 

 

チャウショール外務大臣は公式訪問先のアルバニアで、アルバニアのディトミル・ブシャティ欧州・外務大臣と行った共同記者会見の場で、ジャマル・カショギさん行方不明事件について言及した。

チャウショール外務大臣は、ジャマル・カショギさんの事件に関する捜査で出された結果は包み隠すことなく世界に伝えると述べた。

チャウショール外務大臣は、トルコはアメリカ国務省のマイク・ポンペオ長官、またはアメリカ当局の誰かしらに音声テープを渡すなどという話はない」と話した。

チャウショール外務大臣は、「明らかになった結果は全世界に伝える。どこかの国と何らかの情報を共有するという話はこれまでにはない」と話した。

 

 

■■■ サウジ記者行方不明事件 経緯 ■■■

 

サウジアラビアの改革派の重要な発言の場として知られているサウジアラビアの新聞『アル・ワタン』に大きな貢献をし、最も積極的に活動を行っている中東のジャーナリストのひとりとして知られ、アメリカの新聞『ワシントン・ポスト』のコラムニストであるカショギさんは、10月2日に婚約者とイスタンブールにあるサウジアラビア総領事館に行った後、本人から全く連絡が取れていない。

カショギさんがサウジアラビア総領事館で殺害されたという疑惑を否定しているサウジアラビア当局は、カショギさんはサウジアラビア総領事館の建物を出たが行方はわからないと主張した。

 

カショギさん行方不明事件を解決するために、トルコ当局とサウジアラビア当局から成る合同調査グループが立ち上げられた。

合同調査グループは、10月15日と16日にサウジアラビア総領事館、10月17日にはサウジアラビア総領事公邸を捜索した。

 

サウジアラビアのムハムメド・エル・ウテイビ(モハムマド・アル・オタイビ)総領事は、10月16日にトルコを出国している。

 

『ワシントン・ポスト』は10月17日、「アラブ世界に最も必要なのは表現の自由」というタイトルのカショギさんの最後のコラムを掲載した。

 

 

 

(2018年10月19日金曜日)

 

 

 



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