【アメリカが脅迫】 カルン大統領府報道官が「アメリカはトルコを失う危険性に直面」と指摘

トルコ共和国大統領府のイブラヒム・カルン報道官が、アメリカ政府はトルコを失う危険性に直面していると表明した。

【アメリカが脅迫】 カルン大統領府報道官が「アメリカはトルコを失う危険性に直面」と指摘

 

 

 

カルン報道官は、トルコの新聞『デイリー・サバフ』に「トルコとアメリカの関係における危機について」という題の論説を発表した。

テロ組織フェト(フェトフッラー派テロ組織・パラレル国家構造)が2016年7月に謀反を起した後、多くの国の評論家がトルコ国家と経済は完全に崩壊すると予想したことに言及したカルン報道官は、それにも関わらずトルコはこの闇からさらに力強く抜け出し、政治的安定と経済的発展を続けていると表明した。

カルン報道官は、この謀反から2年経ったが、ひとりの牧師が理由でトランプ政権との間に発生した現在の危機と外国為替市場の変動がトルコの決意を弱めることはないと強く表明した。

今年(2018年)約4000万人の観光客がトルコを訪れることが期待されていると説明したカルン報道官は、大きな公共プロジェクトが計画通り進められており、これはトルコの公的機関と経済がいかに頑丈であるかを示していると述べた。

投機的なアメリカドルの上昇についても言及したカルン報道官は、「トルコは、この困難とたたかう心構えがある。第一に、この問題は通貨戦争を越えている。テロの罪により自宅軟禁措置が取られている牧師ブランソンの問題を理由に2人の大臣に制裁を科すというトランプ政権の決定は、トルコとアメリカとの関係を奈落の底に突き落とす原因となった。トルコ側の問題を外交手段で解決しようとする取り組み、善意、結果を得るためのアプローチは、トランプ政権のイデオロギー的な姿勢と折り合おうとしない態度により、隅に追いやられた」と述べた。

安全への懸念がNATO(北大西洋条約機構)の同盟国に深刻に受け止められることを望むトルコの要求はどこまでも正当であると表明したカルン報道官は、「しかし、アメリカは、分離主義テロ組織PKKのシリアにおける派生組織PYDおよびYPGと協力することにおいて、トルコの異議に耳を貸さなかった。アメリカでのフェトの構造化についても措置を取らなかった」と述べた。

カルン報道官は、アメリカはトルコを完全に失う危険性に直面していると表明した。

カルン報道官は、「トルコは、世論は完全に、安全に対する正当な懸念を無視するアメリカの政策に反対である。トルコに対する脅迫、制裁、または傲慢な振る舞いは何の役にも立たない。トルコの決意を強め、アメリカをトルコからも国際社会からも遠ざけ孤立化させるだけである。トランプ政権は、これまでに、カナダ、メキシコ、キューバ、中国、ロシア、NATO、ドイツなど、数多くの国々と、特に国内での問題が原因でもめごとを起した。この状態は、信頼できる友好国と同盟国としてのアメリカの評価に傷をつけた。トルコでの認識もこれと変わりはない」と述べた。

 

 

 

(2018年8月12日日曜日)

 

 

 



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