エルドアン大統領 「パレスチナは大きな人道の罪に立ち向かっている」

レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領は、イスラエルがガザで犯した虐殺について、 「パレスチナは大きな人道の罪に立ち向かっている」と発言した。

エルドアン大統領 「パレスチナは大きな人道の罪に立ち向かっている」

 

 

 

レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領は、ラマザン(断食月)初日の5月16日、トルコ共和国大統領府総合施設で、殉国者の近親者たちと断食明けの食事(イフタル)を共にした。

パレスチナは、数千年間暮らしてきた大地の権利を主張したがために、罪なき人々に対する大きな人道の罪に立ち向かわされていると表明したエルドアン大統領は、5月14日月曜日、イスラエルのテルアビブにあったアメリカ大使館が(一部の国や地域では「エルサレム」と呼ばれている)クドゥスに移転したのを受けて発生した事態で、63人が殉国、3000人以上が負傷したと述べた。

イスラエルの権利、法、正義、人道を無視した攻撃により、半世紀以上もの間平穏を取り戻すことができないパレスチナ人が、再び残虐行為に遭ったと表明したエルドアン大統領は、

「アメリカが大使館を、国連や国際機関の決議などまるでなかったかのようにクドゥスに移転したことは、まさにイスラエル政府を興奮させた。イスラエル軍は、大地を守ること以外何も望まない、武力や暴力に訴えることがない罪なきパレスチナ人を、子ども、障害者、高齢者、女性、誰彼構わず虐殺している。世界の他の場所で発生したとしたら、すべての国際機関が、世界のすべての国家が立ち上がるであろうこの攻撃は、イスラエルによりパレスチナ人に犯されたことにより、残念ながらほとんど気づかれることがなかった。トルコの取り組み、イスラム世界にいる虐げられた人々の胸を締め付けられるうような抵抗、良心のある一部の欧米人以外は、この悲劇の傍観者となっている」と述べた。

エルドアン大統領は、トルコはパレスチナ人と共にあり、世界が目をつぶろうともイスラエルの残虐行為に賛成しないと表明した。

イスラエルがガザで犯した虐殺について言及したエルドアン大統領は、イスラエルの、非合法で、権利や正義を無視した、恥知らずな、傲慢な、非人道的な行為に対し無言を貫くことは、非常に危険な扉を開くという意味になると述べた。

第一次世界大戦と第二次世界大戦の大崩壊は、人類を国際機関の周りに結束させ、平穏と安全を法に基づくレベルで模索するように導いたと述べたエルドアン大統領は、次のように発言を続けた。

「イスラエルの侵害行為は、この秩序を根底から揺るがし、今日(こんにち)の事態と合わせて、明らかに崩壊し始める道をつくった。以前はヨーロッパの真ん中のボスニア・ヘルツェゴビナで、アフリカの多くの地で、ソマリアで、最近ではイラクとシリアで、悪い試練を与えた国際システムは、パレスチナでの態度により、自ら破滅しようとしている。国連は、このすべての事態を前に、終わり、尽き果て、崩壊した。なぜなら、国連は正義の構築のために存在するが、我が国の法は進んでいるにも関わらず、今の国連事務総長にコンタクトを取ることができないからである」

 

 

 

(2018年5月17日木曜日)

 

 

 

 



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