国家安全保障会議、イラク・クルド地域政府や非常事態宣言に関して政府に提議

国家安全保障会議は、トルコ領空をイラク・クルド地域政府に対して閉鎖することを政府に提議した。

国家安全保障会議、イラク・クルド地域政府や非常事態宣言に関して政府に提議

 

国家安全保障会議は、大統領府総合施設でレジェプ・ターイプ・エルドアン大統領が議長となって招集された。

会議後に出された国家安全保障会議声明では、

「トルコ領空をイラク・クルド地域政府に対して閉鎖し、イブラヒム・ハリル国境ゲートをイラク中央政府に引き渡すプロセスを開始することが政府に提議された」と述べられた。

声明では、

「イラク中央政府がイラク全土で憲法上の主権を確立する目的で、特にキルクークで講じた措置が評価され、イラクの政治的な統一と領土保全の保守を尊重することが改めて強調された」と述べられた。

また、アスタナ会議での合意に従ってシリアの非紛争地帯とされているイドリブに駐留するトルコ軍の状況に関し、国家安全保障会議の声明で、

「シリアで恒久的な平和を確立する目的で、アスタナ合意の枠内で任務に当たっているトルコ軍がイドリブ非紛争地帯で成功裏に任務を継続していることが評価された」とする情報も伝えられた。

国家安全保障会議は最後に、10月19日に期限を迎える非常事態宣言の5度目の延長を提議した。

会議後に書面で出された声明では、非常事態宣言実施のプロセスの延長が政府に提議されたと伝えられた。

閣議が提議を承認した場合、トルコ大国民議会総会でも投票が必要となる。

「フェト」こと、フェトフッラー派テロ組織・パラレル国家構造(FETÖ/PDY)が2016年7月15日に起こした謀反を受けて、2016年7月20日に非常事態宣言が出されている。

 

(2017年10月16日)



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