【2017サムスン・デフリンピック】 レスリングでダブル金のイルハン・チュタク ラッキーセブンな有終の美

これまでのデフリンピック史上において、トルコに最も多くのメダルをもたらした選手として知られていた、レスリングのイルハン・チュタク選手が、フリースタイルとグレコローマンスタイルの両方で金メダルを獲得し、トルコ初開催のデフリンピックに大きな華を、自身のキャリアには有終の美を飾った。

【2017サムスン・デフリンピック】 レスリングでダブル金のイルハン・チュタク ラッキーセブンな有終の美

 

 

 

7月21日に行われたフリースタイル98キロ級の決勝で、ロシアのウラディスラフ・タラソフ選手と対戦したチュタク選手は、6対0で勝利し金メダルを獲得した。

さらにチュタク選手は、7月25日に行われたグレコローマンスタイル97キロ級の決勝では、ウクライナのヴィクトル・アンティペンコ選手に10対0と快勝し、今大会2個目の金メダルを手にした。

 

 

ヨズガト県出身、1977年生まれのチュタク選手は、7歳のときに父のナージ・チュタクさんの勧めでレスリングを始めた。

 

デフリンピックに初めて出場した2001年のローマ大会で、グレコローマンスタイルで金メダルを獲得した。フリースタイルでは、銀メダルを獲得している。

その後、フリースタイルでは2009年のタイペイ(台北)大会で金メダルを獲得した。

グレコローマンスタイルでは、2005年のメルボルン大会、2009年のタイペイ(台北)大会、2013年のソフィア大会で金メダルを獲得した。

チュタク選手は、その数5個という金メダルの数により、デフリンピックの歴史においてトルコに最も多くの金メダルをもたらした選手としての称号を得ていた。

 

今回、トルコ選手団の旗手を務めたサムスン大会でも、フリースタイルとグレコローマンスタイルの両方で優勝し、ダブル金メダリストという快挙を成し遂げた。

 

こうしてチュタク選手は、現役最後の試合だと宣言していたデフリンピックで、フリースタイルとグレコローマンスタイルの両方で優勝し、これまでのデフリンピックで獲得した金メダルの数をさらに7つに増やし、トルコで初開催のデフリンピックには大きな華を、自身の現役生活には有終の美を飾った。

 

 

チュタク選手は、アナドル通信社の取材に「年齢の面から2021年のデフリンピックに参加することは考えていない。最後に参加したデフリンピックで金メダルを2個獲得した。とても嬉しいし、名誉なことだと思う」と語っている。

 

父のナージ・チュタクさんは息子の優勝には亡くなったコーチの大きな力があると言う。ナージさんは、「1985年に息子をコーチの故ファーイク・トゥレさんに託した。コーチは『この子は大きなレスリング選手になる。でも自分はそれを見ることができないだろう』と言っていた。コーチを偲ぶ。息子の成功にはコーチの大きな父からがある。コーチのおかげで息子は何年もレスリングをし、大きな成功を成し遂げた。これからはもうレスリングはやめてコーチをする。息子はもともと体育教師だ。これからは新しいチャンピオンを育てる」と話した。

 

 

 

(2017年7月30日 文責: 浅野涼子)

 

 

 

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