【シリアで米軍に爆弾攻撃】 トルコ外務省が声明を発表

シリアのミュンビチ地域(マンビジ地域)でアメリカ軍が爆弾攻撃に遭ったのを受け、トルコ共和国外務省が声明を発表した。

【シリアで米軍に爆弾攻撃】 トルコ外務省が声明を発表

 

 

 

シリアのミュンビチ地域(マンビジ地域)で1月16日、現地をパトロール活動中のアメリカ軍が爆弾攻撃に遭った。

爆弾攻撃発生後、アメリカ軍はヘリコプターで兵士たちを避難させた。

 

爆弾攻撃に関し、テロ組織DEASH(デアッシュ)が犯行声明を出した。

通信アプリTelegram(テレグラム)でテロ組織DEASHの一員であることが知られている「アマック」という名前のアカウントが、テロ組織DEASHがミュンビチ地域(マンビジ地域)をパトロールしていた有志連合の兵士たちを、爆発物をつけたベストを使って攻撃したと言っている。

 

 

 

レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領は1月16日の夜、トルコを公式訪問したクロアチアのコリンダ・グラバル=キタロビッチ大統領との共同記者会見の席で、シリアのミュンビチ地域(マンビジ地域)で発生した攻撃について発言した。

アメリカ軍の兵士5人を含む20人が死亡したという情報が入ったことを明らかにしたエルドアン大統領はミュンビチ地域(マンビジ地域)で発生した攻撃は、アメリカ軍のシリアからの撤退決定に影響を与えようとした可能性があると指摘した。

「アメリカのドナルド・トランプ大統領の撤退決定は理解している」と話したエルドアン大統領は、今回のテロ行為により撤退が遅れることはないと信じており、もしそうなればそれはテロ組織DEASHの勝利を意味することになると話した。

エルドアン大統領は、「テロ組織DEASHを追い詰め続けていく。なぜなら我々は、その地でDEASHにとどめを刺すからだ」と表明した。

 

 

 

トルコ共和国外務省は1月16日、書面で声明を発表し、「ミュンビチ地域(マンビジ地域)の中心部で発生した爆弾攻撃で、アメリカ軍の兵士と民間人が死亡したことを知り悲しみに暮れている。この凶悪なテロ攻撃を強く非難する」と述べた。

「ミュンビチ地域(マンビジ地域)からテロ組織が一掃され、この地域に安定と安全がもたらされるために、アメリカと承認したミュンビチ地域(マンビジ地域)のロードマップを完全に実行するという意志」が改めて表明された声明で、「トルコはミュンビチ地域(マンビジ地域)のロードマップができるだけ早く完了するように、アメリカと合同で行っている活動を断固として続けていく」ことが表明された。

 

 

 

 

 

シリアのハレプ県(アレッポ県)にあるミュンビチ地域(マンビジ地域)は、2016年8月より分離主義テロ組織PKK(ペーカーカー)のシリアにおける派生組織YPG(イェーペーゲー)に占領されている。

アメリカは、ミュンビチ地域(マンビジ地域)からテロ組織DEASH(デアッシュ)が一掃された後、分離主義テロ組織YPGは撤退するとトルコに約束した。

約束は長い間果たされなかったが、トルコとアメリカは2018年6月にミュンビチ地域(マンビジ地域)に関するロードマップについて合意した。

このロードマップに基づいて、トルコとアメリカはミュンビチ地域(マンビジ地域)でパトロール活動を行っている。

しかし、アメリカは、何かと言い逃れをしては先延ばしするため、ロードマップは未だに完了していない状態である。

 

 

 

(2019年1月17日金曜日)

 

 

 



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