テロ組織YPGに息子2人を殺害されたシリアのクルド人母、つらい心境を吐露

シリアで息子2人を分離主義テロ組織PKKのシリアにおける派生組織YPGに殺害され、カーミシュリーにあった家、車、パン屋を奪われたマリアム・シャイハーニーさんは、経験した苦痛に満ちた日々を忘れることができない。

テロ組織YPGに息子2人を殺害されたシリアのクルド人母、つらい心境を吐露

 

テロ組織YPGが地域を占領し、ここで行った迫害によって国外に移住を余儀なくされた多数のシリアのクルド人家庭は、トルコに来ることで解決策を見出した。

シリアで戦争やテロリストによって経験させられたつらい日々を忘れるために何年もの間トルコで最良の形でゲストとして迎え入れられている家族は、故郷がテロ組織YPGから一掃される日を夢見ている。

シリアで大きな苦痛を味わい、若い息子2人をテロ組織によって虐殺されたシリアのクルド人、58歳のマリアム・シャイハーニーさんは、孫たちと共にシャンルウルファ県エイユビイェ区で借りた家で生活を続けている。

マリアム・シャイハーニーさんは発言で、以前はカーミシュリーで裕福な一家の出身であったと明かし、住居や土地のほかパン屋を経営して生活していたと語った。

戦争の開始に続いて生活が悪夢へと変わったと伝えたマリアム・シャイハーニーさんは、

「さまざまな場所で戦争から逃れてカーミシュリーにやって来た人々を助けようとしていた。3階建ての家を何十軒も提供したが、そのあと力をつけてきたテロ組織YPGは、自分たちの仲間でないため家を奪って人々を追い出した。彼らに反対する者がいれば投獄した。しかし、私たちはそれでも彼らの命令に従わなかった。車、家、職場を奪われた。これを受けて、私たちも自由シリア軍が支配するラース・アル・アインに逃げた」と述べた。

マリアム・シャイハーニーさんは、その後テロ組織がラース・アル・アインを攻撃したことを受けて息子のタハさんとムアイヤドさんが彼らと戦ったと述べ、息子たちがしばらくしてから死亡したと伝えた。

テロ組織YPGがラース・アル・アインを占領したことを受けてトルコへ移動したことを振り返った傷心の母マリアム・シャイハーニーさんは、

「息子たちは亡くなった。私は1日に1回ではなく1000回も死んでいる。子どもたちのことが常に思い出されて、一瞬たりとも忘れることができない。彼ら(テロ組織YPG)はクルド人とは関係がない。逆に彼らは私たちを迫害した。私たちもクルド人だが、テロリストではない。テロ組織YPGはカーミシュリーとラース・アル・アインを破壊した。人々にあらゆる悪事を行い、財産を没収した」と話した。

マリアム・シャイハーニーさんは、

「約6年にわたってここにいる。アッラーとトルコ以外に私たちには誰もいない。したがって、支援を求めている。私たちの祖国を彼らから一掃してほしい、家に帰りたい」と述べた。

 

(2019年1月10日)



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