【ジャマル・カショギさん殺害】 サウジ王子、事件をめぐり国際的な独立捜査を受け入れず

サウジアラビアの元情報機関長官のトゥルキー・アル・ファイサル王子が、同国のジャーナリスト、ジャマル・カショギさんの殺害に関して国際的な独立捜査を決して受け入れないと主張した。

【ジャマル・カショギさん殺害】 サウジ王子、事件をめぐり国際的な独立捜査を受け入れず

アメリカのニューヨークで、シンクタンク「国際平和研究所(IPI)」で演説したファイサル王子は、サウジアラビアには誇れる法体系があると述べ、10月2日に在イスタンブール・サウジアラビア総領事館に入った後に消息を絶ったワシントンポスト紙の記者、ジャマル・カショギさんをめぐり、サウジアラビアは国際的な独立捜査を決して受け入れないと主張した。

ファイサル王子はサウジ王室が「すべての真相を明らかにし」、カショギさんの身に起こったことについてのすべての質問に答えるという約束を守るよう願っていると述べた。

国連のアントニオ・グテーレス事務総長をはじめ、一部諸国の首脳と人権団体が、10月2日に婚姻手続きのために在イスタンブール・サウジアラビア総領事館に入った後に消息を絶ったカショギさんの最期について独立した捜査が行われるよう呼びかけていた。

サウジアラビア政府は、事件後当初はカショギさんが総領事館から去ったと主張していたが、18日後に「総領事館内で起こった喧嘩で」殺害されたと明らかにした。

イスタンブール・共和国検察庁から行われた発表でも、カショギさんは前もって計画されたとおりに総領事館に入るなり絞殺され、遺体はバラバラにされて消去されたと伝えられている。

 

(2018年11月10日)



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