スウェーデン移民局、身寄りがなくなった6歳のウクライナ人の子どもに国外退去処分

スウェーデン移民局は、昨年(2017年)母親が殺害された6歳のウクライナ人移民を国外退去処分にした。

スウェーデン移民局、身寄りがなくなった6歳のウクライナ人の子どもに国外退去処分

 

同国有数の新聞エクスプレッセン紙の報道によると、母親が昨年自宅で殺害されたデニスという子が、面倒を見る人が誰もいなくなったことを理由に国外退去処分にされる。

スウェーデンに1親等の親族が残っていないため、幼い子どもを国外退去処分にしてウクライナの児童養護施設に引き渡す方向で移民局が決定を下したと記された。

決定に反対したデニスの母親側の親族ミディア・ソウフィさんは、ウクライナで子供の父親によって起こされた裁判で裁判所が子どもの親権を母親に渡したと明かし、父親は子どもの面相を見るのを拒否していると述べた。

スウェーデンに6年前に移住した母親の父も同国で生活していると述べたソウフィさんは、子どもを養子にしようとした祖父の申請は移民局によって却下されたと語った。

ソウフィさんは、

「デニスの身内はウクライナに誰もいない。唯一身を寄せられるのはスウェーデンで暮らす母親の父である。ウクライナに送られれば祖父も失うことになる。こんなことに良心は耐えられない」と述べた。

世論で反発を招いた決定の中止を求めて署名運動が開始された。

 

(2018年10月16日)



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