【オランダ】 アフガン難民の送還に対する抗議デモ

オランダの都市ユトレヒトで、亡命申請を拒否されたアフガニスタン国籍の難民をアフガニスタンに送還する決定が下されたことに対し、抗議デモが行われた。

【オランダ】 アフガン難民の送還に対する抗議デモ

ユトレヒトのドム広場に集まった群衆は、「アフガン人を送還するな」「難民を中へ、差別主義者を外へ」「アフガン人の送還を食い止めよう」と書かれた横断幕を持って町の中心部で行進した。

「声を出してはっきり言おう、我々の扉は難民に開かれている」とのスローガンを叫んだ抗議者たちは、オランダ政府の難民政策に抗議した。

プラットフォーム「アフガン人の送還を止めよ」のナターシャ・カレンバック報道官は、ユトレヒト鉄道駅の前で演説し、オランダ政府と欧州連合(EU)による難民の居住権についての政策を批判すると述べた。

オランダでアフガン人が居住許可を得られる機会は35パーセントであると述べたカレンバック報道官は、今まで行ってきた呼びかけを政府は真摯に受け止めてこなかったと話した。

カレンバック報道官は、アフガニスタンでほぼ日常と化したテロ攻撃はもはやメディアに反映されていないために人々がその状況を知らないでいると注意を促し、アフガニスタンの状況が悪化の一途を辿っているにもかかわらず、オランダも含む一部のEU諸国はアフガン難民を頑なに送還しようとしていると強調した。

テロ組織タリバンは今もアフガニスタンで活動していると指摘したカレンバック報道官は、

「我々の呼びかけははっきりしている。もし人間的でいようと努め、人権や国際的な難民条約を尊重するのであれば、アフガン難民の送還などできないはずだ」と語った。

カレンバック報道官は、オランダ国民と政治家たちに対し、人権侵害に対し責任を持って行動を起こすよう呼びかけた。

 

(2018年10月7日)



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