韓国の石油企業、イランからの石油の輸入を停止

韓国は、アメリカからの圧力の結果、イランからの石油の輸入を完全に停止した。

韓国の石油企業、イランからの石油の輸入を停止

 

ブルームバーグが伝えたところによると、イランから7月に19万4000バレルの石油を輸入していた韓国の石油企業は、8月に石油の輸入をゼロにした。

韓国エネルギー経済研究所の専門家キム・ジェキョン(Kim Jae-kyung)氏は、対アメリカ関係の維持は韓国にとって非常に重要であると明かし、

「韓国の国家安全保障はアメリカとの軍事同盟に基づいている。このことも政府間の交渉が完結する前に輸出を積極的に減らすことにつながっている」と述べた。

アメリカは、2015年に調印された核合意から撤退したあと、イランに対する第1制裁を8月7日に発動することを発表しており、第2制裁が発動される11月5日までにイランとの石油貿易を停止するよう同盟国に求めている。

アメリカ政権は、11月5日に発動される第2制裁によってイランの石油の輸出をゼロにしようとしている。しかし、中国やインドをはじめ、イランが石油を輸出している各国は、イラン政府との貿易を完全に停止することはないと発表した。

アメリカが目標とした形でイランの石油の輸出をゼロにすることは不可能に思われるとしても、制裁によってイラン政府の石油の輸出は約100万バレルに減少すると想定されている。このことは、600億ドル(日本円で約6兆6888億円)であるイランの年間石油収益が270億ドル(日本円で約3兆99億円)減少することを意味している。

一方韓国は、イランからの石油の輸入を制裁免除と認めてもらう方向でアメリカとの交渉を続けている。

イランは、1日平均220万バレルとなる原油の輸出の半分を中国とインドに、25パーセントを欧州各国に、一部を韓国、日本、トルコに行っている。

 

(2018年9月11日)



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