国連人権理事会、アメリカ、ミャンマー、パレスチナ、シリア、カシミールにおける人権問題を提起

国連は、この6週間にメキシコ国境を越境した移民の子ども2000人を家族から無理矢理引き離したアメリカに、問題の政策を即座に止めるよう呼びかけた。

国連人権理事会、アメリカ、ミャンマー、パレスチナ、シリア、カシミールにおける人権問題を提起

 

7月6日まで続く国連人権理事会の第38回通常会期がスイスのジュネーブで始まった。

国連人権高等弁務官事務所のゼイド・ラアド・アル・フセイン人権高等弁務官は会期の冒頭演説で、

「親の下した決定によって子どもが処罰されるアメリカの適用に深い懸念を抱いている。この6週間に2000人近い子どもが無理矢理家族から遠ざけられた」と述べた。

アル・フセイン弁務官は、「子どもを無理矢理家族から引き離す適用を即座に止めるようアメリカに訴える」と述べた。

アメリカのドナルド・トランプ大統領政権の新たな適用によると、アメリカに不法入国した成人は身柄を拘束される一方、子どもは保健福祉省が割り当てた児童施設に送られる。

世界中で続く人権侵害にも言及したアル・フセイン弁務官は、

「ミャンマー・ラカイン州のムスリム、ロヒンギャ族に対して大規模で組織的で体系的な攻撃が行われている。この攻撃が裁判に持ち込まれれば大量虐殺と定義される可能性は高い」と話した。

ミャンマー政府が人権侵害を調査する国連報告者の同国への入国を許可していないことを振り返ったアル・フセイン弁務官は、ミャンマー政府があらゆる犯罪を捜査すると発表しているにもかかわらず、この捜査は信頼性と公平性に関して疑念があると明かした。

シリアで続く紛争にも言及したアル・フセイン弁務官は、シリアにおける人権状況の捜査に向けた必要な措置がアサド軍によって妨害されているものの、同国の人権侵害の調査は続けられると語った。

アル・フセイン弁務官は、カシミールにおける人権侵害の調査に向けて調査委員会の設立を呼びかけた。

国連報告者のパレスチナ領への立ち入りをイスラエルが妨害していると明かしたアル・フセイン弁務官は、地域における人権侵害の捜査に向けて立ち入りを許可するようイスラエルに呼びかけた。

 

(2018年6月18日)



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