ロシア、米朝首脳会談に関する見解

ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務副大臣は、アメリカのドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の間で行われた首脳会談を前向きに捉えているものの、細部には落とし穴が潜んでいると発言した。

ロシア、米朝首脳会談に関する見解

 

トランプ大統領と金国務委員長の間でシンガポールで開催された首脳会談に関して発言したリャブコフ副大臣は、首脳会談が朝鮮半島における解決策を促進したことを前向きに捉えているものの、交わされた合意の詳細を待つ必要があると述べた。

リャブコフ副大臣は、

「将来を見据えて前向きな措置が講じられたことに満足せずにはいられない。しかし、詳細には落とし穴が潜んでおり、合意を具体的に見てみなければならない。しかし、理解する限り、プロセスが促進された」と述べた。

ロシアとして、朝鮮半島における解決策に向けて(北朝鮮、韓国、ロシア、中国、日本、アメリカから成る)六者会合の形式が再び要請され、これが具体的な成果の達成に寄与することを期待すると述べたリャブコフ副大臣は、

「中国や六者会合のそのほかの当事国と共にこの形式が再び要請される時がやって来る、そして結果に向けて取り組みを続けていくと考えている」と話した。

ロシア政府が朝鮮半島の核非武装化に向けたあらゆる措置を常に歓迎してきたことを振り返ったリャブコフ副首相は、

「ロシアはこれまで同様、朝鮮半島に長い間蓄積されてきた問題の解決に向けて政治的、知的、実用可能、創造的な貢献を提供し続ける」と述べた。

一方、ロシア連邦議会下院「国家院(ドゥーマ)」のユーリー・シュヴィトキン議員は、

「金国務委員長とトランプ大統領の間で行われた会談を前向きに捉えている。しかし同時に、1回限りの会談、1回限りの首脳会談が目を見張る成果につながるとは思わない」と述べた。

また、ロシア議会上院「連邦院」のウラジーミル・ジャバロフ副議長も、ロシア政府は北朝鮮と朝鮮半島の核非武装化プロセスに加わる用意があると語った。

ジャバロフ副議長は、

「ロシアは、朝鮮半島に平和がもたらされることを促進する用意がある。核兵器一掃のプロセスは六者会合の当事国間で構築されるべきである。北朝鮮政府は国際社会に安全保障を求めている、特にアメリカに」と話した。

 

(2018年6月12日)



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