トランプ米大統領の新大統領令、執行停止へ

アメリカで、ハワイ州連邦地方裁判所のデリック・K・ワトソン判事は、ドナルド・トランプ大統領が新たに署名し、人口の大部分がムスリムである6か国の国民に3か月間新たにビザ禁止を課す大統領令の執行を全米で停止することを命じた。

トランプ米大統領の新大統領令、執行停止へ

 

同州弁護士は、直接ムスリムを標的にしているため、大統領令がアメリカ憲法の第1条文に違反しており、同州の労働・教育機関が優秀な人材を雇用することを妨げ、同州の観光部門に影響を与えると主張した。

トランプ大統領は、新ビザ規制が執行開始数時間前に停止されたことに反発を示した。

テネシー州ナッシュビルで行われた集会で自分の支持者と集会したトランプ大統領は、「途方もない予想外の判決である。」と述べて反発を示した。

トランプ大統領は、この問題をアメリカ連邦最高裁判所に持ち込むと表明した。

決定を悲しく、悪いニュースだと述べたトランプ大統領は、

「我々は勝利し、国民の安全を確保する。危険は明らかであり、法も明らかである。大統領令への必要性も明白である。」と述べた。

トランプ大統領が1月27日に署名し、人口の大部分がムスリムである7か国の国民に3か月間ビザとアメリカへの入国禁止を課す大統領令が、ワシントン州のジェームズ・ロバート連邦判事によって執行停止となると、トランプ大統領は大統領令を修正して再び署名した。

新大統領令は、スーダン、ソマリア、イエメン、リビア、シリア、イランとはじめとする6か国の国民に90日間ビザを発行せず、アメリカの移民政策も120日間停止され、同国が受け入れる移民の定数も今年11万人から5万人に引き下げることを想定していた。

新ビザ規制は今晩未明に執行されるはずであった。

 

(2017年3月16日)



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