駐トルコ日本国特命全権大使が交代

この夏、トルコ駐在の日本の特命全権大使が交代した。

駐トルコ日本国特命全権大使が交代

 

 

 

2016年4月にトルコの首都アンカラに赴任した岡浩(おか ひろし)大使は、約1年3か月の任務を終え、7月上旬に日本に帰国した。

 

岡大使は、7月3日に在トルコ日本国大使館のホームページで離任のメッセージを発表した。

 

岡大使は、離任のメッセージの中で、約1年3か月の短いトルコ勤務となったが、親日的な国で勤務できたことは大変幸運なことであり、在任中に二国間関係が着実に前進したことを大変嬉しく思うと、トルコ駐在の感想を述べた。

2016年7月15日にテロ組織フェト(フェトフッラー派テロ組織・パラレル国家構造 略称:FETÖ/PDY)が起こした謀反については、自らの命を危険にさらしながら民主主義を守ったトルコ国民の勇気に対する敬意と、トルコと日本の関係が謀反にも影響されず強化されていることへの喜びを表明した。

岡大使はメッセージの中で、在任中に知り合ったトルコ人や日本人に感謝の意を述べ、皆の幸せおよびトルコと日本の末永い発展を願った。

 

 

岡大使の在任中に実現した、数々のトルコと日本の二国間関係の進展の中で最も大きなもののひとつは、トルコ・日本科学技術大学の設立が本決まりしたことである。レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領と日本の安倍晋三首相の合意のもとで進められているトルコ・日本科学技術大学の設立は、2016年6月にトルコと日本との間で二国間協定への署名が行われた。2017年6月18日にはトルコ・日本科学技術大学設立に関する法律がトルコ大国民議会で承認され、2017年6月24日付の官報の特別号外第1号に掲載された。

 

 

 

 

 

離任のメッセージの中で「トルコの若者の間で日本に興味を持っておられる方が大勢おられることに勇気づけられている」と語った岡大使は、特にトルコにおける日本語教育の発展に力を注ぎ、日本語学習者を応援した。岡大使は、2016年10月にトルコの日本語学習者と日本語教育関係者やトルコ在住の日本人との交流を深める目的で懇親会を開催した。

また、トルコの多くの日本語学習者が待ち望んでいた日本国際教育支援協会と国際交流基金の主催の日本語能力試験(JLPT)の年2回実施が岡大使の在任中に実現した。

 

 

 

 

 

 

 

 

岡大使は、トルコ初開催となった、第23回夏季デフリンピック競技大会(2017サムスン・デフリンピック)の成功にも大きく貢献した。さまざまな場面で20176サムスン・デフリンピックについて触れ、応援と支援を呼びかけた。

 

 

 

 

 

岡大使は、7月4日に行われた日本政府の閣議で、7月21日付の発令で中東アフリカ局長に就任することが決まった。

 

岡大使の後任には、8月1日の閣議で宮島昭夫(みやじま あきお)氏が就任することが決まった。

宮島新大使は、8月18日に日本に駐在のトルコのアフメト・ビュレント・メリチ大使を訪問した。駐日トルコ共和国大使館は、Facebookのページで、メリチ大使と宮島新大使が握手をしている写真をシェアした。

 

 

 

(2017年9月4日 文責: 浅野涼子)

※ この記事ではすべて「岡浩大使」「岡大使」と表記しています。

 

 

 



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