トルコと日本の共同事業による世界最大規模の病院が、東京五輪の2020年に誕生へ

東京オリンピックが開催される2020年、トルコのイスタンブールに日本の企業が関与する病院としては世界最大の病院が誕生する。

トルコと日本の共同事業による世界最大規模の病院が、東京五輪の2020年に誕生へ

 

 

 

トルコ保健省による「都市病院プロジェクト」のひとつとして、イスタンブール特別市のイキテリ地区に建設される予定のイキテリ病院は、官民連携事業(PPP)で、トルコのルネサンスホールディングと日本の総合商社、双日(そうじつ)株式会社が共同で事業を展開する。総事業費は約2000億円で、7割をルネサンスグループが、3割を双日グループが出資する。

 

双日株式会社が7月21日に発表したニュースリリースによると、イキテリ病院は日本の企業が施設運営に関与する単一の病院としては、国内外を含め最大規模となる。

 

さらに、日本の生命保険会社の大手、第一生命保険(だいいちせいめいほけん)株式会社が100億円の融資を行うことを発表した。

第一生命保険株式会社が7月21日に発表したニュースリリースによると、この融資は、同社初となる国外プロジェクトファイナンスにおける新規プロジェクトとなる。

 

 

イキテリ病院は、2017年9月に建設着工、2020年10月に開院予定である。

 

 

イキテリ病院は、一般病棟、循環器病棟、癌病棟、婦人病棟、小児科病棟、整形外科病棟、理学病棟を含む総合病院となる。病床は、2682床設置される予定である。

ルネサンスホールディングのエルマン・ウルジャク代表取締役によると、イキテリ病院の面積は106万平方メートルとなり、5000人以上の作業員が建設に携わる。

開院後は、1日当たり2万4000人の患者の診察を行い、年間で2300万人が利用する病院となる。
 

 

 

7月21日、レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領の臨席のもとイスタンブールで、イキテリ病院プロジェクトのファイナンスクローズ(契約締結)式典が行われた。

 

 

 

 

式典には、トルコ保健省のアフメト・バハ・オウトケン副大臣と日本の中村臨時代理大使も出席した。

ルネサンスホールディングのウルジャク代表取締役は式典で行った演説で、「イキテリ病院は、イスタンブールを『保健医療の都』とするのに大きな役割を担うだろう」と語った。

 

 

 

(2017年8月7日 文責: 浅野 涼子)

 

 

 

 

 

 



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