【シリア危機】 日本がシリア・ヨルダン・レバノンに総額1400万ドル支援へ

日本の政府がシリア危機の影響を受け、劣悪な人道状況下での生活を余儀なくされているシリアとヨルダンとレバノンの人々に対し、総額1400万ドルの支援を行うと発表した。

【シリア危機】 日本がシリア・ヨルダン・レバノンに総額1400万ドル支援へ

 

 

 

日本国外務省からの発表によると、日本政府は、劣悪な人道状況下での生活を余儀なくされているシリア、ヨルダン、レバノンの人々に対し、総額1400万ドル(日本の通貨で約15億円)の緊急無償資金協力を実施することを決定した。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)など6つの国際機関を通じて、シリアとヨルダンとレバノンで、保健、衛生、医療、食料、基礎ニーズなどの分野への支援が行われる。内訳は、シリアに370万ドル(日本の通貨で約4億円)、ヨルダンに400万ドル(日本の通貨で約4億3500万円)、レバノンに630万ドル(日本の通貨で約6億6500万円)となっている。

 

シリアでは、東グータ地区などの地域に教育、食料・生活必需品、医療などの面での支援が行われる。日本政府はこれにより約5万人のパレスチナ難民の生活環境が改善されるほか、同地区での医療支援により、約43万人の国内避難民の健康状態が改善されることを期待している。

 

ヨルダンでは、シリア難民キャンプの子どもや女性などに対する予防接種などが実施される。これにより延べ4万3000人の健康状態が改善される。このほか、ヨルダン北東部のシリア難民に対する約1万2000件の診察、パレスチナ難民約115万人に対する医薬品の提供の支援が行われる。この支援ではごみ処理の強化も行われ、約40万人のパレスチナ難民の衛生環境が改善されることが見込まれている。

 

レバノンでは、シリア難民約4万人およびパレスチナ難民3万4000人に食料の支援が行われる。医療面では、パレスチナ難民に対する約3000件の入院治療が行われる。

 

 

 

(2018年4月24日 文責: 浅野涼子)

 

 

 



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