【北朝鮮問題】 北朝鮮、アメリカと日本を威嚇

北朝鮮の外交関係を担当するアジア太平洋平和委員会は、国連安全保障理事会が同国に対して新たな経済制裁決議を採択したことを受けて、アメリカと日本を威嚇した。

【北朝鮮問題】 北朝鮮、アメリカと日本を威嚇

 

同委員会から出された声明では、国連安全保障理事会は「アメリカの命令で動く収賄諸国が構成する悪魔の手先」であると主張され、国連安全保障理事会は解体させる必要があると強調された。

北朝鮮が先月(8月)日本北部にある北海道上空に中距離弾道ミサイルを発射してから初めて同委員会の声明で日本に対して非常に強い威嚇が行われた。

国営通信社の朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた声明では、

「日本を構成する4島を『主体(チュチェ)』の核爆弾で海に沈めなければならない。もはや日本が我々の近くに存在する必要はない」と述べられた。

北朝鮮の石油輸入と繊維製品輸出に厳しい制裁を課す決議案がアメリカから提案されたが、国連安全保障理事会は9月11日にこれを採択している。

声明では、

「胸が悪くなるような制裁決議により、アメリカは狂犬病にかかった犬のように殴られるべきである」と述べられ、「悪の根源であるアメリカを灰と暗黒にしようではないか。これまで用意してきた報復手段すべてを駆使して我々の怒りを晴らそうではないか」と述べられた。

また声明では、韓国も「裏切り者のアメリカの犬」であるとされた。

一方、日本政府の菅義偉官房長官は北朝鮮の声明を、「極めて挑発的ではなはだしい」と特徴付けた。

菅官房長官は、「これは地域の緊張を著しく高めるものであり、断じて容認できるものではない」と述べた。

他方では、緊張緩和に向けて韓国政府は北朝鮮に800万ドル(約8億8000万円)分の一括人道支援を送ることを検討している。

聯合(ヨンハプ)ニュースが伝えたところによると、この提案は来週議会で議論されると見られているが、北朝鮮の子供や妊婦を対象に国連世界食料計画(WFP)に450万ドル(約4億9500万円)、国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)に350万ドル(約3億8500万円)の支援を行うことが考えられている。

 

(2017年9月14日)



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