【北朝鮮問題】 日本の河野外相、中東諸国に北朝鮮への圧力を呼びかける

北朝鮮の脅威から世界を守るために、日本の河野太郎(こうの たろう)外務大臣が中東諸国を歴訪し、北朝鮮への圧力を強化するよう呼びかけている。

【北朝鮮問題】 日本の河野外相、中東諸国に北朝鮮への圧力を呼びかける

 

 

日本の外務省からの発表によると、河野外務大臣は最初の訪問国カタールでシェイク・アブドッラー・ビン・ナーセル・ビン・ハリーファ・アール・サーニ首相兼内務大臣およびシェイク・ムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アール・サーニ外務大臣と会談し、北朝鮮を含む東アジア情勢について意見交換を行った。

河野外務大臣は、国際社会が団結して北朝鮮に圧力をかける必要性があることを強く述べるとともに、中東諸国が北朝鮮から多くの労働者を受け入れている問題に関し協力を求めた。カタール側からは、北朝鮮に関する国連安全保障理事会決議を厳格かつ全面的に履行していることが伝えられ、今後の新たな決議案や中東諸国が北朝鮮から多くの労働者を受け入れている問題に対しても好意的な反応が示された。

 

 

ヨルダンでは、アブドッラー2世およびアイマン・サファディ外務・移民大臣に対し、北朝鮮に対する国際的な圧力を最大限に高めるための日本の取り組みについて説明した。ヨルダン側は、日本の取り組みを支持すると表明した。日本とヨルダンが連携して北朝鮮問題に取り組むことで一致した。

 

 

クウェートでは、シェイク・サバーハ・アル・ハーリド・アル・ハマド・アル・サバーハ第一副首相兼外務大臣から、クウェートが現在の北朝鮮をめぐる情勢に困惑していることが告げられた。北朝鮮の労働者問題に関しては、北朝鮮の労働者のビザ発給停止などの措置を講じており、日本の立場を支援したいと表明した。河野外務大臣は、国際社会が団結して北朝鮮に圧力をかける必要性があることを強く述べた。

 

 

サウジアラビアでは、ムハンマド・ビン・サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード・サウジアラビア王国皇太子兼副首相と北朝鮮問題について意見交換をした。

アーデル・ビン・アフマド・アル・ジュベイル外務大臣との会談で、河野外務大臣は、国際社会が団結して圧力をかける必要性があることを強く述べた。ジュベイル外務大臣は、北朝鮮問題の国際社会への影響が広がることへの懸念を表明するとともに、日本に協力する姿勢を示した。

日本の読売新聞の報道によると、河野外務大臣は、核兵器とミサイルの開発を進める北朝鮮への圧力を強化するため、北朝鮮からの海外派遣労働者を受け入れないよう要請し、ジュベイル外務大臣は日本に協力する意向を示した。

 

 

エジプトでサーメハ・ハッサン・シュクリ外務大臣と会談した河野外務大臣は、北朝鮮の核兵器およびミサイルの脅威に対して最大限の圧力をかける必要性があると述べ、エジプトに協力を求めた。シュクリ外務大臣は、北朝鮮の最近の挑発行為を強く非難すると表明し、核兵器使用の悲劇を経験した日本の立場への理解と日本への協力の姿勢を示した。

 

 

9月11日にエジプトのカイロで行われた第1回日本・アラブ政治対話のワーキング・セッションで、河野外務大臣は、北朝鮮による核実験強行は国際社会に対する正面からの挑戦であり、日本や国際社会の安全に対するこれまでにない重大かつ差し迫った脅威であると述べ、国際社会全体で最大限の圧力をかける必要性を強く主張した。

 

 

 

(2017年9月12日 文責: 浅野涼子)

 

 

 



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