【クルバン・バイラム 犠牲祭 2018】 日本で犠牲を捧げるには

8月21日から8月24日までのクルバン・バイラム(犠牲祭)に日本で犠牲を捧げたいイスラム信者のために、東京ジャーミイの協力で、日本のある企業が初めて犠牲を捧げる奉仕活動を行うことになった。

【クルバン・バイラム 犠牲祭 2018】 日本で犠牲を捧げるには

TRT日本語ラジオ放送2018年08月14日(火)

 

 

 

犠牲を捧げる奉仕活動を行うのは、千葉県で農産物、日本産牛肉、パン、スイーツ、イスラム法で合法と認められるヘラール食材(ハラール食材)などの生産・販売を手がける会社「農(みのり)」。東京ジャーミイの協力により、今回初めて犠牲を捧げる奉仕活動を行うことを決めた。

 

 

 

 

東京ジャーミイが8月9日に公式Facebookページで発表した情報によると、希望者は1口5万円(トルコの通貨で約2970リラ)で犠牲を捧げることができる。犠牲を捧げることに関するすべての手続きは農が行い、犠牲を捧げた人のもとには約25キロの犠牲が届けられる。

なお、東京都、埼玉県、千葉県以外の地域から申し込む場合は、1口5万円のほか、送料がかかる。

申し込みは8月16日木曜日(日本時間)まで。

申し込みまたは問い合わせは、農(qurban@minori-nojo.com)で受け付けている。

 

 

 

農のビラル・アタライさんによると、クルバン・バイラム(犠牲祭)は、本来アラビア語で「イード・アル=アドハー」と呼ばれている。「イード」は「祭(祝祭)」、「アル=アドハー」は「犠牲」を意味する。

トルコ語の「クルバン(Kurban)」は、「K-R-B」という子音の組み合わせで構成されている単語で、「K-R-B」は「近づく」という意味がある。これは「犠牲を捧げてアッラーに近づく」ことを意味する。

イスラムの聖典クルアーンの巡礼章第37節には、犠牲そのものがアッラーのもとに届けられるのではなく、犠牲を捧げることにより、アッラーへの信仰心がアッラーに伝えられることが記されている。

アッラーに捧げられた犠牲の一部は貧しい人など、誰かしらに寄付することが義務づけられている。

 

 

 

■■■ ひとこと解説 「ヘラール(ハラール)」 ■■■

 

「ヘラール(ハラール)」は、アラビア語(「ハラール」)で「合法」「許された」という意味を持つ言葉で、トルコ語では「ヘラール」と言われている。イスラム法において認められている物やことがらを意味する。

 

例えば、この記事に出てくる「ヘラール食材(ハラール食材)」とは、イスラム法に従って生産・加工・処理・準備・提供された食材のことである。

 

イスラム法で禁止されている物やことがら、認められていない物やことがらは「ハラム」と言う。

 

 

 

(2018年8月14日 文責: 浅野涼子)

 


 



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