「スーパーマラリア」が東南アジアで急速に拡大

科学者たちは、東南アジアで急速に増加している「スーパーマラリア(薬剤耐性マラリア)」の症例が、世界的な脅威になっていると警告した。

「スーパーマラリア」が東南アジアで急速に拡大

 

これまでの医薬品は、マラリア寄生虫の危険種である「スーパーマラリア」の病原菌には効果がない。

以前カンボジアで発見されたこの症例が、タイ、ラオス、ベトナムにも拡大したとされている。

オックスフォード熱帯医学研究センターのアージェン・ドンドープ所長は、 

「非常に深刻な危険に直面している。これは気がかりなことである。というのも、この症例は地域で非常に急速に拡大しており、最後にはアフリカにも広がることを懸念している」と述べた。

世界中で毎年約2億1200万人がマラリアを発症している。

この病気は蚊が持っている寄生虫を媒介して感染する。

イギリスにあるウェルカム・トラスト医学研究センターのマイケル・チュー氏は、

「世界中でマラリアを含めた薬剤耐性疾病により、約70万人が死亡している。解決策が見つけられなければ、2050年までにこの数は数百万に達する可能性がある」と話した。

 

(2017年9月24日)



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