日本に本格的なトルコ料理を普及させたシェフが教える「第59回トルコ料理教室」

日本の人々にトルコの家庭料理に親しんでもらうことを目的としたトルコ料理教室が3月23日、東京で開催される。

日本に本格的なトルコ料理を普及させたシェフが教える「第59回トルコ料理教室」

 

 

 

今回59回目を迎えるトルコ料理教室は、日本で活動を行う日本・トルコ協会が主催し、日本製粉が協賛している。日本製粉は日本・トルコ協会の法人会員で、トルコ料理教室に食材やお土産を提供しているほか、合弁会社を設立しトルコでも事業を展開している。

 

料理教室は、3月23日木曜日11時から14時まで(日本時間)の予定で、東京都新宿区にある江上料理学院で行われる。

日本製粉が3月14日に発表したニュースリリースによると、「トルコの家庭料理」をテーマに行われる第59回トルコ料理教室では、「ヨーウルトゥル・ウスパナク(ほうれん草とヨーグルトの前菜)」、「タヴック・チョルバス(チキンスープ)」、「ビベル・ドルマス(ピーマンの温かい詰め物)」、「シミット(ゴマつきリング型のパン)」の作りかたが紹介され、トルコ料理を日本に普及させた先駆者のひとり、ハサン・ウナルさんが講師を務める。

 

当日は講師のハサン・ウナルさんがデモンストレーションをした後に、受講者たちが実際にチャレンジする。このほか、トルコの飲みものの試飲ができる。終了時には受講者全員にお土産が手渡される。

 

定員は先着順で24人、費用は日本・トルコ協会の会員は3000円(約96リラ)、非会員が4000円(約128リラ)となっている。

 

申し込みは、日本・トルコ協会のホームページなどから行うことができる。

第59回トルコ料理教室申し込みサイト

 

 

 

日本・トルコ協会

 

日本・トルコ協会は、日本とトルコ両国間の文化交流、経済関係の促進、技術提携の促進をはかり、日本とトルコ両国の国民の相互の理解と友好親善を強化することを目的に、1926年に設立された。現在の会長は、日本製粉の会長でもある澤田浩(さわだ ひろし)会長である。東京の港区に事務所があり、会報誌『アナトリアニュース』の発行、トルコに関する様々なテーマの講演や会員相互の親睦を図ることを目的としたイベント「トルコの夕べ」の開催、トルコ語講座やトルコ料理教室の開催などの活動を行っている。

 

 

 

日本に本格的なトルコ料理を普及させたシェフ ハサン・ウナルさん

 

トルコ料理教室の講師、ハサン・ウナルさんは、東京にある「ボスポラスハサン」のオーナーシェフで、トルコ料理を日本に広めた先駆者のひとりである。

「ボスポラスハサン」は、日本における老舗のトルコ料理店のひとつで、本場トルコの味そのままの本格的なトルコ料理が味わえる。「ボスポラスハサン」の公式サイトに公表されているプロフィールによると、ハサン・ウナルさんは子どもの頃から「大人になったら世界で認められる人になりたい」という夢があり、そのために選んだ道がコックだった。14歳でコックの世界に入ったハサン・ウナルさんは、1987年にトルコから初のコックとして日本に渡った。そして日本初のトルコ料理店で5年間働いた後、1993年に東京の新宿に「ボスポラスハサン」を開いた。今は東京都内に3店舗ある。

 

ハサン・ウナルさんが東京でお店を開いたのは今から四半世紀ほど前のことになるが、当時の日本はトルコに関するたった1冊の本を見つけるのさえも大変な時代。トルコ料理店は東京に数軒しかなく、オスマン帝国の知名度は高かった一方で、トルコ共和国の知名度は非常に低かった。ハサン・ウナルさんは、まずトルコを広く日本の人々に知ってもらうことから始めたと言う。企業とのコラボレーション、講演、料理教室、テレビ出演、雑誌や新聞への掲載などの活動を積極的に行い、日本にトルコ料理を普及するのに大きく貢献した。

 

ハサン・ウナルさんをはじめ、トルコ料理を日本に普及させるのに努めたトルコの先駆者たちの努力により、今では日本全国で手軽にトルコ料理が楽しめるまでになった。

 

 

 

(2017年3月16日 文責: 浅野涼子)

 

 

※ 協賛企業の名前を修正しました。関係者の皆さまにお詫び申し上げます。

(2017年3月21日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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